美容師一人の担当人数

美容師一人の担当人数

一見「一日施術をするお客さんの人数が多ければ、料金を安くできる」という理論を言うと、とても人気のある美容室の話のように聞こえますが、美容室という業界ではそうとは言えない、と言う部分も有ります。それは一日の来店員数に対して、何人の美容師が対応するか、と言う事も影響してくるからです。本当に儲かっている美容師ならばお客さんが多ければ美容師の人数も増やす事が出来るでしょう。それだけの人件費が確保できるからです。ですがもしも人件費が確保できない美容室であれば、少ない美容師が多くのお客さんに対応する方が人件費の節約になります。その結果は当然「一人のお客さんに対して一人の美容師が対応する時間が短くなる」と言う事になります。簡単に言ってしまえば、それは美容師がお客さんに対してどれだけ手をかける事が出来るか、と言う事になります。少ない人数の美容師で多くのお客さんを一度に担当して回転率をあげればそれだけたくさんのお客さんに対応できます。結果的に料金を安く設定る事が出来るかもしれませんが、それは同時に一人のお客さに対する質を下げている事にもつながるかもしれません。よく私達が「予約時間通りに始めてもらったけれど、シャンプーの後でかなり放置された」などと言う経験があるのは、そういう事にあたると思います。料金設定を低くしている美容室でありがちなのが、少ない人数の美容師がフル回転で働いている、と言う環境です。美容師の世界と言うのは「忙しくて当たり前」「労働環境が悪いのが当たり前」という所があります。他の業界と比べたら明らかに労働条件や環境が悪いにもかかわらず、それが人気美容師の生活の証であり、自分が売れっ子だからその様な環境にある、と思い込んでいる美容師もいるような世界だと思われます。ですが実際にはそれが好ましい環境なのか、というと決してそうではありませんよね。労働条件が悪いのに「お昼ご飯を抜いてでもお客さんのために働居く」と言う事が美徳のように言われても、実際には疲れて集中力が続かなくなるような事が起きているはずです。思わぬミスにつながったり、どこかで手を抜いてしまっていたり、とあからさまには見えない部分での質やサービスの低下、と言う事が起きていてもおかしくありません。美容師に悪条件の労働を強いる事でなりたっている低料金と言う事も有ると思うんですね。そういう美容室は結果的に、料金も安いけれどもテクニックもサービスもいまいち、と言う結果になりかねません。それで評判が落ちればさらにお客さんのために料金を引き下げ、美容師の状況は過酷になる、という悪循環に陥る可能性もあります。蒲田の美容院